大学で「バッハ」の楽譜を見つけたあるピアニストのお話。
その時弾こうと思わなかったけれど、何十年か経った時弾いてみた。
2ヶ月経っても全く楽しくなくて、でも弾き続けたんだよね。
そしたらある時、突然なんだけれどね、バッハの気持ちや色んなものが見えてきて、とても楽しくなってね。
もう演奏会で1000回弾いてるんだよ。
ドイツ語で「バッハ」は小川って意味だけど、
バッハは大きな川だと思ったなぁ〜〜と。
素敵だなと涙が出てきた。
芸術には、向き合う人に答えがあるのだと感じていたけれど、音楽も同じなんだと
思ったら嬉しくなった。
花も。向き合えば向き合うほど、見えてくるものがあると感じる。
kumin