出会いと発見

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陶器 陶芸家 Inayoshi  Osamu 作

稲吉さんの陶器をアトリエに飾ってみた。

その存在感に圧倒され、お花を活けてみますといったものの、何をいけたらいいのだろうか?と何日も考えていた。

寝る前にも、あの花が似合うかもしれない? いやこの花の方がいいかもと・・・

先日出会いを頂いた、偉大な先生に伺ってみた。 花を活ける時は器からですか?花からですか?

「あの花器に活けてみたいと思い、お花をさがしにいくんだよ」と。

花材をなんとなく、それから器を選ぶことが多かった私の視野が広がった気がした。

稲吉さんの器に似合うお花は何だろうと真剣に考えた。

市川バラ園さんのバラ「ティータイム」市場でこの花にしようと決めた。

花を活けることへの新たな発見だった。 嬉しかった。  kumin